🐈世界から猫が消えたなら🐈
原作 川村元気 ←基本的にプロデューサー
出演
うーん好きな人は凄く好きになる映画だと思います。私は微妙でした。
63点!!!
ある日突然脳に腫瘍が見つかり余命はないと告げられる男性(佐藤健)。男性の前にもう1人の自分が現れ「お前は明日死ぬが、世界からモノを1つ消す毎に1日寿命が延びる」と告げられる。昔の思い出を思い返しながら電話や時計といった自分に大切なものが1つづつ消えて行く世界を見て男性はある決断を下す。
といった感じの内容です。
↓↓ネタバレ↓↓
すべてのモノに誰かしらの思い出があり、繋がりがある。人と人を繋ぐ人がいて。人と人を繋ぐモノもあり。人とモノを繋ぐ人もいて。世界には無駄なものは無く、全てが尊いものである。といった感じの内容ですかね。
何かを観ている人に伝えようというのがビンビンな映画でした。人と人とのドラマがあって、それを観てると自然と考えさせられてくるというのが映画の魅力に私は感じているのですが、そこが逆になっていてあまり入り込めなかったです。人間ドラマよりも視聴者に何かを伝えたいという感じが前に出ていたからか、台詞が全て台詞っぽくて安っぽく感じられてしまった。
物語全体に抑揚もないのでハマらなかった人にとってはなかなか辛い時間になってしまっていたんじゃないだろうか。
最後の方の濱田岳みたいに溢れ出す感情が主人公にももっとあったらもう少しドラマになったんじゃないかなぁって思います。
でもやっぱり宮崎あおいさんはお可愛いかったです。それだけでも私は楽しめてしまったのですが。